No.23 債務整理 ⇒ 破産手続開始申立事件

<事案>

ご主人の収入が不安定であったため、生活費としてキャッシングやショッピングカードを利用しているうちに多重債務に陥ってしまった事案。また、奨学金の返済も負担となっていました。

 

<最終的な結果>

同時廃止事件※として、免責を得ることができました。

 

<解決ポイント>

奨学金の保証人である父親には、裁判所から本手続きについての開始決定通知が送付されるところ、父親には本手続を秘していたため、裁判所に依頼して「破産係」と記載された封筒の使用を控えてもらいました。

 

【用語解説】

同時廃止事件 (破産法216条1項)

破産者の財産が少なく,破産手続の費用の捻出ができない場合に,破産開始決定と同時に破産手続を終わらせる決定をする手続。上記引継予納金は不要であるが,裁判所の書面審査のため,原則申立時に必要資料をすべて提出し,事細かに報告する必要がある。

 

 

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