No.159 第1審では主張しなかった時効援用を弁護士が控訴審で主張し、無事、時効援用が認められた事例

<事案>

 本件は、債権者から負債額約53万円を払えという訴訟を提起され、第1審でその旨の判決が出たが、控訴審で弁護士が時効援用を主張し、債権者がそれを認めて、控訴を取り下げたという事例でした。

<相談に至るまでの経緯>

 相談者は、債権者から負債額約53万円を支払えという訴訟を提起され、自身で対応したが、債権者の請求どおりの判決が出たため、弊事務所に相談に来られました。

<結果>

 弁護士が、控訴を申し立て、控訴審で時効援用の主張をしたところ、債権者が時効援用を認めたため、控訴を取り下げて、無事解決しました。

<解決ポイント>

 本件では第1審で約53万円を支払えという判決が出ましたが、控訴期間中に弁護士が控訴を申立てて、第1審では主張しなかった時効援用を、控訴審で主張しました。その結果、債権者は時効援用を認め、相談者は、約53万円を支払債務を免れることができました。

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